鳥取県北栄町(大栄、北条)と中部(倉吉、三朝、湯梨浜、琴浦)
時には大山、境港までの田舎暮らしをお届けします。
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時子ばあちゃん、91歳。
夢中で織った着物や掛け軸

私の姑は絣織りが上手でそれにブームに乗り、
出来た製品は右から左へとさばけていった。
私もそれを見ていた。が、姑は突然の事故のために
帰らぬ人となった。
その時、2反の絣の織り始めだったが、仕事は中止となり
見れば縦糸も毛の糸が使用されていて夏が越せない。
2月中旬、どうしても今やらなければと決心した。

柄のない縦糸に横糸で醸し出される何とも言えない
味わい。喜び、楽しさ、夢中で2反の絣を織り上げた
心情は今でも忘れられない。
早速、入用な人があり「経験がないので値引きを」と
言えば、その必要はないと言われ、うれしさが倍増した。
その後、毎年農閑期になればストーブをたき、コーヒー
焼き芋などをしながら絣織りに専念した。
着物、服などはもちろんだが、町の表装学科コースに入り、
掛け軸、色紙掛けなどいろいろと作り、
姉妹にも配ったりして喜んだことを思い出す。

今でも道具は残っている。織りたい気持ちはあるけれど
年齢と体力を考えればと思いとどめる。

2012年11月18日日本海新聞「やまびこ」欄掲載

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時子ばあちゃんが織った絣の着物がある。
結婚して間もなく、プレゼントしてくれた。

一度、同窓会に着ていったことがあるが
それっきり。懐かしく思う。
大切に受け継ぎ、娘に引き継いでいきたい。
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