鳥取県北栄町(大栄、北条)と中部(倉吉、三朝、湯梨浜、琴浦)
時には大山、境港までの田舎暮らしをお届けします。
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合せて190歳。

新年を迎え 皆様良き年でありますように。


進じいちゃん 97歳
時子ばあちゃん93歳 (写真は義兄撮影)

昨年96歳の誕生日の時。共に白髪の生えるまで。
仲睦まじく見つめ合う老夫婦。
お互いを気遣い向き合う横顔が微笑ましい。
人に言えない苦労もあったろうに。
ひさしぶりに「やまびこ」に投稿したものが掲載された。

「長男が帰って来るまでは」と頑張ってきた進じいちゃんは
「百歳まで生きる」と言う。
昔のように何もかもがうまくできなくなってしまったが、と
野菜をもってきてくれる時子ばあちゃん。
二人合わせて190歳。

私たちは次男夫婦であったが、隣に居を構え
進じいちゃんのいう「長男が定年で帰ってくるまでは」
と長男夫婦の代わり(になっていたかどうか)を約30年余り務めてきた。
「傍にいるだけでどんなにか心強いか。それだけでも親孝行だ。」と。
親戚、近所の人が会うたびにこう言ってくれるのがなによりの励まし。
「ああ、あの時子さんとこの?元気にしとんなるかえ?」と。
進じちゃんや時子ばあちゃんの人となりを想わせる地域の人たちの挨拶。
そして、待望の長男夫婦がリタイアして帰郷。

「肩の荷が下りた気がする」と連れ合いが言う。「ご苦労様」と私は思う。
二人合わせて190歳とまでは到底無理なことかもしれないが、
せめて、時子ばあちゃんの生き方を真似たいもの。

長男夫妻が跡取りとして同居して早や4年。
年老いた両親との同居生活は、傍では見えない苦労があるだろう。
それを受け止めてくれる長男夫婦に感謝。
時子ばあちゃん、91歳。
夢中で織った着物や掛け軸

私の姑は絣織りが上手でそれにブームに乗り、
出来た製品は右から左へとさばけていった。
私もそれを見ていた。が、姑は突然の事故のために
帰らぬ人となった。
その時、2反の絣の織り始めだったが、仕事は中止となり
見れば縦糸も毛の糸が使用されていて夏が越せない。
2月中旬、どうしても今やらなければと決心した。

柄のない縦糸に横糸で醸し出される何とも言えない
味わい。喜び、楽しさ、夢中で2反の絣を織り上げた
心情は今でも忘れられない。
早速、入用な人があり「経験がないので値引きを」と
言えば、その必要はないと言われ、うれしさが倍増した。
その後、毎年農閑期になればストーブをたき、コーヒー
焼き芋などをしながら絣織りに専念した。
着物、服などはもちろんだが、町の表装学科コースに入り、
掛け軸、色紙掛けなどいろいろと作り、
姉妹にも配ったりして喜んだことを思い出す。

今でも道具は残っている。織りたい気持ちはあるけれど
年齢と体力を考えればと思いとどめる。

2012年11月18日日本海新聞「やまびこ」欄掲載

*****************************************
時子ばあちゃんが織った絣の着物がある。
結婚して間もなく、プレゼントしてくれた。

一度、同窓会に着ていったことがあるが
それっきり。懐かしく思う。
大切に受け継ぎ、娘に引き継いでいきたい。
***************************
・時子ばあちゃんの85BLOG
 
「時子ばあちゃんの85BLOG」
を書き始めたのは・・・
やまびこに掲載された文章や高齢者教室の文集に綴られたものを
なんとか残しておかなくては・・・と思いついたもの。

もう3年も前のことになるのか!今年89歳になる時子ばあちゃん。
今でも新聞を読んだり、日々思うことを書くことが好きで、
日本海新聞のやまびこや散歩道への投稿が時々に掲載される。

「人生90年近くにもなれば、昨日のことは忘れても
長い人生を歩んだことは心のページをめくれば鮮明に思い出す。・・・」
こう書き始めの8月20日の日本海新聞「散歩道」。

戦争体験記を読んだ時の感想が書かれていた。
想像を絶する日常の中では、その人の本性が現れるというのか、
鬼か邪か・・
またそれが許される時代でもあったのか、
戦争を知らない我々世代には「何もそこまで・・・」と思うことが
綴られている。

そうしていると「こんな葉書がきただけど、読めんだがな」
みると、散歩道に掲載された文章を読んで寄せられたものである。
どうやら同じ体験、同じ思いをしてこられた人らしい。
同年代の達筆な文字は・・・逆さにしても斜めにし観ても解読不明。
しばらく 預かることとした。

毎日35度以上の酷暑が続くこの頃。
陽が陰り、涼しくなったかなと思う時刻に畑に出かけ、野菜づくりに精を出す。
「前ほどに、上手に作れんようになってなぁ。」
トマトやナス、ピーマン、ジャガイモ、玉ねぎ、キャベツ、ブロッコリー
「今年はかぼちゃが全滅だったに。よう食べさせてあげれんかったなぁ。」

いえ、いえ、時子ばあちゃん。
ほとんどの野菜を作ってくれるので、大助かり。
作る作物、量を少しずつ減らしていって、無理せんで。
できるだけでいいけなぁ〜

日本の伝統食・最高級の漬けものの素
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時子ばあちゃんの「小さい秋」
 
「おたくのお母さんじゃない?新聞を読んで電話しているの・・
良いお嫁さんといいお母さんねぁ〜」
「ええ、多分。私はまだ読んではいないけど・・」
早々に新聞を広げて見る。
11月7日(土)の日本海新聞 「私の視点」の記事。(以下転載)

去る1月、水を含んだぼた雪が降り続いた。
その重さに耐えかね、キウイフルーツの棚は押しつぶされた。
畑は放棄しても針金だけは取り除かねば・・・。
老体に鞭打ち、暇をみては片づけた。
喉頭が変だな、がんかなと思ったが、結局は仕事の疲れだったらしい。

5月の終わりに主人が家の中で転んで左肩を故障し、
明日には田植えという日に入院の羽目となった。
隣に住む次男に田かきを頼むが、トラクターに乗ったこともないのに
と良いながら、仕方なくしてくれた。
その日より、家の中は一変した。
主人は果物が大好きで、定年後、十指に及ぶ果樹を植栽している。
仕方なく梨と稲と野菜に絞り、私と次男で暗中模索というか、
思考思索というか、探りながらの連続であった。

私は運転もできないし、草刈り機も使えない。ただ指図するだけ。
幸い主人が昨年の記録を全部残していたので
記録に基づいて作業ができ、その点楽であった。
梨は売るものではなく、送ったり、人に差し上げた。
後日お礼に「美味しかった」の言葉をもらい、次男夫婦とともに喜んだが、
私の体重は徐々に軽くなっていく。
でも私には食欲があるから望みを持ち、体を考えながら今日まできた。

9月20日には姑の25回忌の法要を営んだ。
これまではすべて私が支配していたが、今度ばかりは次男夫婦と
岐阜に住む長男夫婦が話し合って取り計らってくれた。
私には何一つしなくてもいいように取り計らってくれた長男の嫁の
心配りには感謝の念でいっぱいであった。
姑の子ども、孫たちも久しぶりの出会いに話は尽きないが旅館を後にした。
帰途につく車窓から見る山々の景色に紅葉は見られなかったが
私にも小さな秋が訪れたなあと思う。

次男の嫁には、主人と私の医者通い、買い物、用事、
何事も車で用を足してもらっている。感謝ばかりの毎日である。
春早々から精神的、肉体的苦労を重ねた本年も、
できればこの辺で終止符を打ちたい。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上、ここまで。
時子ばあちゃん、88才。
今日も元気に畑仕事に精を出す。
進じいちゃん、92歳。
地区の総事にも顔をだして皆をビックリさせている。
退院後リハビリに精を出して、日常生活には支障なく
ここ3日ほど、山にあがりびわの木の剪定をしている。

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17年前の種からできたナスビだぜ〜

村中にある時子ばあちゃんの畑。
ここは自生のふきがたくさん芽を出してくる大好きな畑。
昨年、トゲのない金柑の木を1本植えてもらった。
向こうには、きれいな紫色の花を咲かせてナスビができつつある。

他にもたくさんの作物を作っているのだけれど、
今日は伸びすぎた草やミョウガの茎などの片づけを手伝う。
枝が萌えて茂り過ぎた夏蜜柑の枝も思い切って、切り落とす。


一画のきれいなナスビを指差して
「見てみなはれ、これは17年前の種からできただぜ。
昔は10本も20本も苗を植えてナスビを作ってきたもんだが、
高い苗を買ってきて植えただけ、種を採っておいただが。
冷蔵庫にしまっておいたのがでてきてな、ええナスビができてきよるに。」
17年前というば、マイドーターが生まれた頃だよ。


「来年用に種をとっておいてみようとおもっとるだが。」
見れば大きなナスビが大事に大事に残されている。

ピーマン、ナス、トマト、かぼちゃ、豆…
時子ばあちゃんは、作物から種を採り保存し、苗を育てる。
そんな半自給生活をしてきている。
簡単にお店で苗を買ってきてしまう私だが、
時子ばあちゃんのようにできるだろうか。

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時子ばあちゃんの梅干し騒動!

まだか!まだか!梅雨明けはまだか!…
と、待って待って漸くにして 梅を干すことが出来た、
そんなお人も多いと思う。時子ばあちゃんもその一人。
いや、一度土用の頃に干したのだけど、あっという間に 雨雨雨…。
漬け戻して、この日この時を待っていたそうな。

3日ほど良い感じで干すことができて あと少し…という時。
日も陰りだして 雨になるかもしれんと
梅干しのザルを ある場所に移動させておいたという。

さて、この頃の進じいちゃんはというと…
1ヶ月の入院生活を終えて、リハビリに通う日々。
「もう病人じゃないだけ、外に出て庭木の水遣りや草取りでもしんさい!」
と時子ばあちゃんに葉っぱをかけられて発奮したそうだ。

で、畑仕事から帰ってきた時子ばあちゃん。
目を見開き、口が開いたまま「あんぐり〜」
時子ばあちゃんの梅干しも たっぷりと水を貰っていたそうな!!

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庭の水遣りをしんさいと進言した手前、
なあんも言えない時子ばあちゃんなのでした!!
時子ばあちゃんの怒りを沈めるには
どういう言葉をかけてあげればいいのやら。
hanakoさんも「むむむ〜〜〜」!!


その後の時子ばあちゃんのビーンズ畑 

朝間仕事(日中は暑くなるので朝の涼しいうちにする農作業)で
5時起きして、梨畑に出かける。もちろん、時子ばあちゃんも一緒。
おとうが梨の消毒(美味しい果樹なので、虫がつきやすく防除も大変)
しているうちに、ビーンズ畑の手入れをする。

背丈が伸びてきた緑大豆。左右の土を盛り上げて倒れないようにしてやる。
時々は、草取りもしながら。緑の色もきれいな葉っぱをつけている。
88歳にもなる時子ばあちゃんの指導を受けながら一掻き、ひと掻き。
6月の下旬に芽を出し始めて 3週間ほど。
水も不思議だけれど、土の力もすごい!!
水と土だけで育つ植物って、すごい!!
「畑のものを食べていると 元気で長生きに暮らせる」
これが時子ばあちゃんの哲学だ。

おっと、よぉ〜く見るとポツリポツリと小さな穴がある。
そして、はっぱに抜け殻。ミミを澄ませば聞えてくるセミの声。

先ほどまでは ウグイスの鳴き声が聞えていたように思うのだが。
本格的に 夏がやってくる。
そういえば、今日は北向きの風が吹いていて とても過ごしやすい
「大暑」だったねぇ。

★「大暑」って?
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時子ばあちゃんのビーンズ畑

今年2月の大雪で、キウイの棚が大打撃。
美味しくて大きなキウイのなる木だったので、
進じちゃんは未練があったのですが、
総崩れになってしまったので、いまさら復興して続けることも大変。
ということで、キウイ畑をビーンズ畑に変身させました。

だんながHONDAのミニ耕運機で畑の準備をしていましたが、
なにせ、カラッカラに乾いていたので果たして芽が出るかだらあか?と
心配しながら、時子ばあちゃんと2人で豆まきをしたのでした。
ゆったりと幅を取り、2粒、3粒と交互に蒔いていきます。

ところが、お天道様は見ているんですね〜(うふふ)
次の日、あの大雨です!!
1週間もすると、活きつくように芽がでてきました。


このビーンズ畑には、緑色の大豆を蒔きました。
去年、とても好評だった「緑大豆」です。
大豆はどこでも作れるものですが、その土地に合った種を
選ぶのがおいしさの秘訣だと言われています。
時子ばあちゃんの豆は、通常の物より綺麗な緑色をしています。
なんで?・・・
私たちは、あまりにも綺麗な緑色の豆なので
「緑大豆」と呼んでいます。

予約も入っているので、去年以上に気持ちが入ります。
この他にも、黒豆と小豆のビーンズ畑があるんですよ。

★山陰めだま屋「緑大豆」

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冷凍庫の底から なすびの種が出てきてなぁ。

前にはなすびやこしょうの苗も 20本〜30本も植えて
作りよったけど、今は7〜8本ぐらい。
それでも 余って余ってご近所におすそ分け。

17年前に 高い苗を買って作りよっただけどなぁ。
この前ひょこっと 冷凍庫の底からなすびの種がでてきてな。
高い種だっただけ 芽が出らせんかな、と
植えてみたら ええ具合に芽がでてきてなぁ。


17年前といえば マイド-ターが生まれた頃。
植物って 不思議だなぁ〜〜〜。すっごい生命力。

ところで、なすびの種ってどうやって採るの?
最後のほうまで 採らずに成らせとくと 種が出てきるだが。

へえ〜〜〜 

時子ばあちゃんは野菜を作るときは種から作るので
なすびやねぎなど、どうして種を採るのか 
不思議だったから ようやく 納得。

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今日の麦さん。
ご機嫌いかが?ひょっこり 訪ねてきてくれました。
只今 リキさんと愛を育んでいます!

★山陰柴犬ギャラリー
息子からの提言
5月10日は母の日だったね。
「お母さん、いつもありがとう」
「お母さん、いつまでも若々しく綺麗でいてね」
「お母さん、いつも美味しいお弁当ありがとう」
「お母さん、いつまでも元気で長生きしてね」
お母さん。
お母さん。

お母さん・・・
母親というものは…家族が笑顔で暮らす姿を見ているだけで
大きな口を開けて笑いあうだけで幸せなのである。
たとえ家族間での言い合いをしたとしても
欠点だらけの 未完成な人間でも 
次の日には明るい元気な声で「おはよ〜」と
交わすだけで 昨日の不幸はぶっ飛ぶのである。

幸いなるかな、87歳になる時子ばあちゃんは
しかり者で記憶も定かだし、私の半分程しかない細い体で
それこそ骨身を削り畑や田んぼの仕事に精をだす。
息子たち家族に安心できる美味しい農作物を届けるために。

「息子から母の日に電話があってな…」と話してくれた。
遠くで暮らす息子家族からは、いつも事あるごとに電話をかけて
年老いた親を気遣う。
優しい心根を持った息子達があって幸せだなぁ。

話を聴きながらふと、日本海新聞掲載「やまびこ」に
掲載されていた文を思い出す。
それは「息子からの提言」。という題がつけられていた。

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